2012/10/14

仏壇

富山の祖母の家に、戦前からの仏壇があって

職人の手による彫刻集のような立派なものです。
今は、祖母もほとんど、その家にいることがなくなり
仏壇はおじの家に移しました。

墓参りで祖母の家を訪ねて
「仏壇の場所は?」と見てみると、たまげました。



掛け軸に、花瓶に、お経のための仏具。
だいぶ質素になったけれど
逆に、力強い信仰心が伝わってくる。


祈るのにモノは、多くなくていいけれど
空間と時間は必要なんだと語りかけてくるようで
手を合わせて目を閉じやれば、
壁の向こうに、過去や未来、彼岸の向こう側が、ゆらいでいるようだった。


かわいがってくれた祖父とはいつも一緒のつもりだけれど、
骨の眠る墓も静かな場所で、そこにいくと何かとつながっている気がするよ。


合掌








2 コメント:

shampoo さんのコメント...

すごいですね。
霊園ではなく こんな木立の中に立派に立てられて なんていうか 霊園が公団で 納骨堂がマンションで こういう木立のお墓は高級住宅地のおうちみたいです。
個人の意志というより 運命のような気がします。
夫は樹木になりたいそうで それはいいなあと私も思いました。

Shin さんのコメント...

shampooさん
田舎なので、こういうお墓が、いっぱいあります。
生前の家の近くで、野良仕事をしたり
暮らしていた場所にあるんですよ。
家の近くだと、家族も近くにいられますね。