夜中にバイクで中央道をはしり、乗鞍の麓についた朝、登山バスに乗り換えた。
ちょうど紅葉が一番のとき、天気もよくて、バスの中では静かな歓声が上がっていた。
少し肌寒いなか、黄や赤に色づいた草木が
山肌を飾るように、あちらこちらでまぶしく光って
こんな光景を眺められるのは、なんと素晴らしいことだろう。
目に映るすべてのものが、色や形、距離感、動き、などといった成分に分解されて
やがて、もう一度、存在のよろこびに収束していく。
山頂からの下り道を歩いてみると、少しは霧も出て、晴れるのを待ったり、
今来た道をもどってみたり、 距離はちっとも進まなかった。
本格的に雲が出てきた昼に、山を降りて
星降る田舎の街道を走って帰った。
この湧き出るちからを、うまく一番大切な事に注げていないのが気がかり。
2012/10/10
乗鞍
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2 コメント:
私は8日に志賀・草津ルートで横手山へドライブに行ってきました。
快晴だったこともあり、あのカーブの多い道を車が数珠つなぎで、駐車場は満杯。
疲れただけでした。
雪で閉鎖される前に休暇をとって紅葉を楽しんで来ようと思ってます。
良さん
草津の高原道路もいいですね。
おととしに見に行って、やっぱり混んでました。とくにバスが・・・
乗鞍は、間近でみれるので、
また味が違います。
冬まで楽しんできてください~。
一年が早いですね~。
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