少し前までTさんという人がいました。
自分で考えるのが苦手ということで
難しい仕事があると、体調を崩してしまいがちだった。
調子が悪いと言動もおかしくなって、周りもハラハラしているんだけど
一緒の課で仕事をしていた。
Tさんの上司になった人はことごとくギブアップして
最後にうちの課長のところに来て10年以上。
もう課長さんはTさんの親みたいなものだった。
たしかにTさんは、苦手な仕事が多くて
雑用でも種類を選ばなくてはいけないのだけど
課長さんは、そこそこ勘どころを知っていて
Tさんにちゃんと仕事を振っていた。
(様子がおかしくなると、やっぱり怖いようだったけれど・・・
僕もどこかTさんの気持ちはわかる気がする。自分が普通になりたい気持ちが強すぎるのだと思う)
Tさんに限らず、いまの課長さんは
人の使い方がうまくて、エンジニアにちゃんと得意技を身につけさせる。
しかるときもあるけど、人間のことが好きなのだろう。
まなじりから笑みが絶えないし、効率的な仕事術も見習うことは多い。
ほんとは、こんな雰囲気で周りで育てあいながらずっと仕事が続けられたらと思うし
そんな職場をつくりたいなと思うのだけれど。
2013/02/07
天才マネージャー
ラベル: 日々のなりわい
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2 コメント:
課長さん良い方なんですね。
私も課長さんの下で働いてみたいし、また課長さんのようになりたいです。
rosso16さん
そうですね。良い人だし、一昔前だったら鑑のような上司でしょうけれど、そういう人には生きにくい時勢になりました。
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